北薩広域行政事務組合
  1. ホーム>
  2. 新処理施設建設 >
  3. 最終処分場建設工事

最終処分場の供用を開始しました

 このたび、平成29年度から進めてまいりました新たな最終処分場の建設工事が完成し、令和2年4月1日から供用を開始しました。

施設概要

最終処分場全景
(最終処分場全景)
  • 名 称
一般廃棄物最終処分場
所在地 鹿児島県出水市野田町上名7918-1
埋立対象物 焼却灰・不燃性残渣

最終処分場とは

 ごみ処理施設で発生した焼却灰・飛灰、リサイクルセンターで発生した不燃物残渣を安全に埋め立てる施設です。 最終処分場は、埋立地(全景左側部分)と、浸出水処理施設(全景右側部分)から構成されています。

埋立地

埋立地
(埋立地)
埋立面積 8,600㎡
埋立容量 45,247㎥
埋立対象物 焼却灰・不燃性残渣
埋立方式 サンドイッチ・セル方式
埋立構造 準好気性埋立構造

埋立地とは

 焼却灰や不燃物残渣を安全に埋め立てるための施設です。埋立地からの漏水を防ぐため、遮水シート(メタロセンポリエチレンシート)を二重に敷設し、そのシート上面・下面に保護用の不織布を配置した5層構造となっています。また、モニタリング設備による地下水の監視や、漏水検知システムを使用することにより、遮水シートの安全性を常に確認しています。

遮水構造
(遮水構造)

浸出水処理施設

浸出水処理施設
(浸出水処理施設)
処理能力 100㎥/日
処理方式 カルシウム除去+接触ばっ気(硝化・脱窒)+凝集沈殿+砂ろ過+活性炭吸着+消毒
調整設備容量 6,000㎥

浸出水処理施設とは

 埋立地から発生した浸出水の処理を行い、河川へ放流するための施設です。流入調整設備に貯留された浸出水は、第1凝集沈殿処理設備から生物処理設備、第2凝集沈殿処理設備、高度処理・消毒放流設備を経て河川へ放流されます。

 浸出水の計画処理量は100㎥/日、処理水質の水質管理値は下記フローに記載のとおりで、各種法令に定められた基準値を十分満足するものとなっています。

浸出水処理施設処理フロー
(浸出水処理施設処理フロー)

Page
Top