施設の特徴
新ごみ処理施設においては、ごみを焼却する際に発生する熱を利用して高温高圧の蒸気を作り、その蒸気でタービンを回して発電を行います。なお、発電した電気は、主に場内にて使用し、余剰分については売電を行う予定としております。
白煙防止対策について
現在稼働している環境センターでは、景観対策として、煙突からの白煙(水蒸気)を見えにくくするための白煙防止装置を設置しています。白煙防止装置は、ごみ処理の過程で発生する熱を使用するため、新ごみ処理施設においては、白煙防止装置を設置せず、白煙防止に必要であったエネルギーも活用し発電に使用することで、更なる二酸化炭素排出量の削減に努めます。
なお、白煙は排ガス中の水分(水蒸気)の結露であり、視覚的な影響以外に環境への影響はありません。また、環境省においても、温室効果ガス排出抑制等指針の対策メニューのひとつとして、「白煙防止装置の廃止」が示されております。 新ごみ処理施設においては、現在稼働中の施設に比較して白煙が見えることが多くなることが予想されますが、皆様のご理解をお願いします。